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2012.04.14 綿原料

こんにちは、睡眠LABO 出羽製綿の小林です。
2012年度分の綿の原料が無事に確保できました。産地もインド、メキシコとさまざまです。全部で20本、一本あたり150~200㎏ありますから3トンちかくなります。最近、年のせいか一本を工場に移動するにも大変しんどく感じます。
最近では、綿の原料の入荷も大変少なくなり不安定になってきました。一昨年に関しては、インドからの輸入は一切ストップという時もありました。ですので限られた原料の奪い合いになり、価格が不安定で、4~5年前には考えられないくらい値段も上昇して2~3倍の価格で取引されています。上昇率はガソリン以上です困ったものです。要因は、投機的な事や、中国の大量消費、インドの国内需要増とさまざまですが、いずれにせよ日本にとって良い事は全然ありません。円高なのに値段が上がる困った困ったと言う感じです。
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今年のお客様の分はしっかり確保してますので御安心を。値段据え置きで頑張ります。
右からアッサム綿 マハラジャ綿 メキシコ綿 インド綿(2本)と、同じように見える綿の原料もさまざまで性質も全然違います。これをブレンドして使います。お布団屋さんにもこだわりがあり、依頼されればお布団屋さんの好みにブレンドして卸すこともあります。
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ゴミ等を取り除いてブレンドして精製した綿です。これを敷き詰めてふとんを作ります。
当たり前ですが良い原料からは良いふとんが生まれます。
こだわった良質の原料から生まれたふとんに寝てみませんか。寝心地、耐久性は格段に違います。
このまま、原料の値段が、高騰続けると綿ふとんも高級品になるかも知れませんよ。コットンを大事にしましょう。
今日も一日有難うございました。m(_ _)m